常滑焼まつりについて
業者向けの「産地見本市」から
はじまった常滑焼まつり
かつて常滑陶磁器卸商業協同組合は、毎年9月になると全国の販売業者に向けて「産地見本市」を開催していました。昭和42年、「第1回 常滑焼大見本市」を開催。一般市民にも焼物を購入していただくことを目的に即売会が始まりました。当時は景気もよく盛況で、数多くの商品を販売することができ、お客さんの評判も良かったといいます。
開催場所は、新開町にあった常滑市体育館の建物内と周辺の路上でテントを設営して行われました。この形態で昭和58年まで続けられ、第17回を数えました。同年8月13日に競艇場の新スタンドが完成し、第18回から常滑競艇場の建物内で行われるようになりました。
そのころ常滑陶磁器卸商業協同組合青年部が宣伝担当として活躍し、ポスターを持って愛知県中の施設に出向いたそうです。また、フォトメイツとともにメディアを駆け回り宣伝活動に力を注ぎました。
常滑焼まつりは今年で第58回を数えます。これからも「常滑焼まつり」を通じて焼物や産地としての魅力を多くの人々に伝えていきたいと思います。
常滑市の出来事とまつり
和暦 | 西暦 | できごと | まつりの回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
昭和19年 | 1944 | 常滑陶磁器卸商業協同組合を設立 | ||
昭和29年 | 1954 | 市制施行 | ||
昭和29年 | 1954 | 市役所出張所開設(本町2-237) | ||
昭和29年 | 1954 | 初代常滑市長に伊奈長三郎氏が就任 | ||
昭和34年 | 1959 | 市民病院竣工・開院 | ||
昭和36年 | 1961 | 陶芸研究所竣工 | ||
昭和42年 | 1967 | 第1回常滑焼大見本市開催(9.11) | 第1回 | |
昭和43年 | 1968 | 鯉江方寿翁陶像を文化財に指定 | 第2回 | |
昭和44年 | 1969 | 旧市庁舎竣工(新開町4-1) | 第3回 | |
昭和45年 | 1970 | 大阪万博に常滑焼が参加 | 第4回 | |
昭和45年 | 1970 | 常滑市陶磁器会館竣工 | ||
昭和46年 | 1971 | 第5回 | ||
昭和47年 | 1972 | 長三賞を設定 | 第6回 | |
昭和47年 | 1972 | フランスで開催された「第3回ヴァロリス国際陶芸ビエンナーレ」 において常滑作陶集団が国際名誉大賞を受賞 |
||
昭和47年 | 1972 | 名誉市民第一号に伊奈長三郎氏を決定 | ||
昭和48年 | 1973 | 常滑警察署 開署 | 第7回 | |
昭和48年 | 1973 | 常滑商工会議所 開所 | ||
昭和49年 | 1974 | やきもの散歩道を設定 | 第8回 | |
昭和50年 | 1975 | 第9回 | ||
昭和51年 | 1976 | 陶芸研究所研修生制度を発足 | 第10回 | |
昭和51年 | 1976 | 常滑焼が国の伝統工芸品に指定 | ||
昭和51年 | 1976 | 常滑焼が伝統的工芸品産業の指定を受ける | ||
昭和52年 | 1977 | 第11回 | ||
昭和53年 | 1978 | 第12回 | ||
昭和54年 | 1979 | 名誉市民第二号に久田慶三氏が決定 | 第13回 | |
昭和55年 | 1980 | 第14回 | ||
昭和56年 | 1981 | 市民俗資料館開館 | 第15回 | |
昭和56年 | 1981 | 常滑焼まつりが初めて競艇場で開催される | ||
昭和57年 | 1982 | 登窯が国重要文化財に指定 | 第16回 | |
昭和58年 | 1983 | 第17回 | ||
昭和59年 | 1984 | 競艇場の新スタンドにて行われるようになる | 第18回 | |
昭和60年 | 1985 | 第19回 | ||
昭和61年 | 1986 | 第20回 | ||
昭和62年 | 1987 | 名誉市民に谷川徹三氏、岩田弐夫氏、平岩外四氏、盛田昭夫氏が決まる | 第21回 | |
昭和63年 | 1988 | 第22回 | ||
平成元年 | 1989 | 世界デザイン博覧会(名古屋市)に常滑焼出品 | 第23回 | |
平成2年 | 1990 | とこなめニューテレビ設立 | 第24回 | |
平成2年 | 1990 | フィーチャードリーム常滑駅前建築 | ||
平成3年 | 1991 | 第25回 | ||
平成4年 | 1992 | 第26回 | ||
平成5年 | 1993 | とこなめ焼卸団地(セラモール)がオープン | 第27回 | |
平成6年 | 1994 | ろくろによる手造り朱泥急須技法保持者 | 第28回 | |
平成6年 | 1994 | 「山田常山」が県無形文化財技術保持者に指定 | ||
平成7年 | 1995 | 登窯広場・展示工房館開館 | 第29回 | |
平成8年 | 1996 | 第30回 | ||
平成9年 | 1997 | 第31回 | ||
平成10年 | 1998 | 工芸芸術の部・陶芸常滑焼(急須)保持者 | 第32回 | |
平成10年 | 1998 | 「山田常山」が国重要無形文化財保持者「人間国宝」に認定 | ||
平成11年 | 1999 | 第33回 | ||
平成12年 | 2000 | 廻船問屋瀧田家開館 | 第34回 | |
平成12年 | 2000 | 常滑陶器同業組合(とこなめ焼協同組合の前身)設立百周年記念式典 | ||
平成13年 | 2001 | 世界陶磁器エキスポ(韓国)に常滑焼出品 | 第35回 | |
平成14年 | 2002 | 常滑駅前Willセラ内「常滑観光プラザ」開所 | 第36回 | |
平成15年 | 2003 | 第37回 | ||
平成16年 | 2004 | 日本六古窯サミット「04in常滑」を開催 | 第38回 | |
平成17年 | 2005 | 中部国際空港セントレア開港 | 第39回 | |
平成17年 | 2005 | 中部国際空港セントレアに常滑焼SHOP | ||
平成17年 | 2005 | 「とこなめ工房陶翔」開店(~平成24年) | ||
平成17年 | 2005 | 愛・地球博に「陶の国(常滑・瀬戸・美濃・萬古)」として出店 | ||
平成18年 | 2006 | 第40回 | ||
平成19年 | 2007 | とこなめ招き猫通り整備 | 第41回 | |
平成19年 | 2007 | やきもの散歩道が「美しい日本の歴史的風土100選」に認定 | ||
平成19年 | 2007 | 地域団体商標「常滑焼」認定登録 | ||
平成20年 | 2008 | 第42回 | ||
平成21年 | 2009 | ボートレース外向発売所「ウィンボとこなめ」開設 | 第43回 | |
平成22年 | 2010 | アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパンを開催 | 第44回 | |
平成23年 | 2011 | 第45回 | ||
平成24年 | 2012 | ボートレース外オフセントレア」を開催 | 第46回 | |
平成25年 | 2013 | 第47回 | ||
平成26年 | 2014 | 市制60周年を迎える | 第48回 | |
平成27年 | 2015 | 新市民病院 開院 | 第49回 | |
平成27年 | 2015 | イオンモール常滑オープン | ||
平成28年 | 2016 | 第50回 | ||
平成29年 | 2017 | 第51回 | ||
平成30年 | 2018 | 第52回 | ||
令和元年 | 2019 | 宜興市との友好都市提携を締結 | 第53回 | |
令和2年 | 2020 | 常滑が舞台のアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」が配信 | 第54回 | |
令和2年 | 2020 | 常滑焼応援クーポン配布 | ||
令和3年 | 2021 | ボートレース常滑新スタンドオープン | 第55回 | 中止 |
令和4年 | 2022 | 新市庁舎竣工 | 第56回 | |
令和5年 | 2023 | 10月の焼物まつり開催時に花火大会同時開催 | 第57回 |