〈 常滑焼まつり概要 〉

常滑焼まつり
開催目的

常滑焼は現在、急須などの「茶器」をはじめ、保存や熟成を得意とした「甕」、料理の質を高める「すり鉢・砥石」、植木の成長を促し魅せる「盆栽鉢・植木鉢」、運気を高める「招き猫」、癒やしや美を追究した「土人形・陶彫」、そして食を豊かにする食器など、そのほか多様な焼き物がつくられ多くの人々に愛されています。衛生陶器や建築陶器の存在も常滑焼産地にとって、とても大きな存在です。
国内ではお茶の愛好家による機能的で美しい急須への注目や、園芸のためのミニ盆栽、発酵ブームが後押しする保存甕など、熱心なファンによって常滑焼が選ばれています。国外でも奥ゆかしい日本の文化に感化され、急須や盆栽鉢に熱い視線が集まっており、常滑焼を求めて訪れたりwebを通じて問い合わせをいただいたりしています。
常滑焼は他産地にはない際立った品目を高い技術を用いてつくっており、産地として独創性があり魅力的といえます。常滑焼はこのような特異な位置づけにあり、唯一無二の産地であることを再認識すると同時に、この独創性や魅力を国内外の人々に広く知っていただき、常滑焼の持続的な発展と技術や理念の継承に、産地の皆さんとともに努めていきます。

第57回
常滑焼まつり
開催テーマ

常滑焼まつりの開催が夏から秋に移行して以来、数年ぶりに「常滑焼まつり協賛花火大会」と「常滑焼まつり」が同日に開催されます。日中はやきものの即売会と屋台やフードトラックで楽しみ、日が落ちるころには夜空に花火があがります。常滑焼まつりは10月7日(土)・8日(日)、花火は7日(土)の18時ころから打ち上がります。昼間は残暑を感じる気候ですが、夜には涼しさを感じながら花火をみることができます。花火はメイン会場であるボートレースとこなめ会場の近くからあがりますので、ぜひ会場内でご覧ください。
また、「常滑焼まつり協賛花火大会」に協賛いただいた多くの方々に心よりお礼申し上げます。

オルト

常滑にひろがる丘陵地と海岸線、伊勢湾にあがる花火をイメージしたメインビジュアル。

常滑焼まつり
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ONLINE SHOP

TOKONAME BRAND with 常滑焼
TOKONAME BRAND with 常滑焼
〈常滑商工会議所〉

常滑焼の伝統を受け継ぐ作家さん。常滑焼の新しい形を目指す作家さん。常滑焼の土を愛する作家さん。常滑焼の枠を超えようと奮闘する作家さん。常滑焼を全国に広めようと努力している販売店さん。いろいろな作家さん、販売店さんが集う、常滑商工会議所によるオンラインショップです。
今後は、やきもののみならず常滑市内の事業者さんに幅広く参加していただき、農・海産物やお酒などの出品を目指し「 TOKONAME BRAND 」を発信していきます。

TOKONAME TODAY’S
TOKONAME TODAY’S
〈とこなめ焼協同組合〉

「 TOKONAME TODAY'S 」は、常滑焼におけるこれまでの「歴史や風土」「技術や理念」「習慣や気質」などを継承し、新しい常滑焼の構想・開発・発信を目的としたものづくりを目指す、とこなめ焼協同組合による取り組みです。
他にはない“常滑らしさ”を再度見つめ直し、個性や独創性あふれる常滑焼を誇りを持って世界へと発信します。 このオンラインショップでは、常滑で活躍する作家作品の出品をはじめ、伝統工芸士の作品も購入することができますので、ぜひ一度ご覧ください。