〈 常滑焼まつり概要 〉
常滑焼まつり
開催目的
常滑焼は現在、急須などの「茶器」をはじめ、保存や熟成を得意とした「甕」、料理の質を高める「すり鉢・砥石」、植木の成長を促し魅せる「盆栽鉢・植木鉢」、運気を高める「招き猫」、癒やしや美を追究した「土人形・陶彫」、そして食を豊かにする食器など、そのほか多様な焼き物がつくられ多くの人々に愛されています。衛生陶器や建築陶器の存在も常滑焼産地にとって、とても大きな存在です。
国内ではお茶の愛好家による機能的で美しい急須への注目や、園芸のためのミニ盆栽、発酵ブームが後押しする保存甕など、熱心なファンによって常滑焼が選ばれています。国外でも奥ゆかしい日本の文化に感化され、急須や盆栽鉢に熱い視線が集まっており、常滑焼を求めて訪れたりwebを通じて問い合わせをいただいたりしています。
常滑焼は他産地にはない際立った品目を高い技術を用いてつくっており、産地として独創性があり魅力的といえます。常滑焼はこのような特異な位置づけにあり、唯一無二の産地であることを再認識すると同時に、この独創性や魅力を国内外の人々に広く知っていただき、常滑焼の持続的な発展と技術や理念の継承に、産地の皆さんとともに努めていきます。